1.本丸御殿大広間の内部
2.本丸御殿大広間の復元過程

1.本丸御殿大広間の内部

 

本丸御殿大広間の内部を紹介します!
まずは、本丸御殿の地下通路を通って入り口まで向かいましょう。
 
 


公開されたばかりの頃は、大広間内部は写真撮影が禁止でした。
 
しかし、その後しばらくしたら「若松之間」と「昭君之間」以外は写真撮影がOKになり、最近は全ての箇所で写真撮影OKになりました。
 
公開されたばかりの頃写真撮影が禁止だったのは、混雑防止の為だったみたいです。
 
では、内部に入ってみましょう!
 
 


本丸御殿内は土足禁止です。入り口で袋をもらえますので、靴を袋に入れて内部に入りましょう。
 
入って直ぐに、本丸御殿の縮尺模型などが置かれています。
 
やっぱり全盛期の状態はすごいです。今とは比べ物にならないぐらいビッシリと建物が建てられてます。
 
 


本丸御殿内部は、色々な展示品などが展示されてます。
 
 


こちらは「大御台所(おおおんだいどころ)」。
 
食事が作られていた場所で、煙がこもらないよう吹き抜けになっているため、小屋組みをそのまま見ることができます。
 
上部には煙を抜かす窓が開いてます。
 
巨大な梁は、熊本の人吉産?(確かガイドの人がそう言ってた気がします)の直径1mにもなる赤松の木を使っています。
 
 


そして、次に見えてくるのは大広間。
 
いくつかの部屋がありますが、手前から「鶴之間」「梅之間」「櫻之間」「桐之間」、そして一番奥が藩主の部屋とされる「若松之間」です。
 
 


縁側の通路を通って先に進みましょう。
右隣は、1つ上の写真の大広間の部屋が続いています。
 
左手側には熊本市内の街並みが見えますが、当時は他にも建物があったので中庭みたいな雰囲気だったんだと思います。
 
 


縁側の通路を反対側から。
 
縁側は「広縁」「落ち縁」「濡れ縁」の3段で構成されていて、その幅の合計は約6m、すべて檜板を使用し、「濡れ縁」の板厚は9cmあるそうです。
 
 


そしてこちら、写真手前が藩主の間である「若松之間(わかまつのま)」、そして奥は「昭君之間」(しょうくんのま)です!
 
本丸御殿でもっとも見ごたえのある部屋です。
フラッシュを焚かなければ、写真撮影OKです。
 
 


そして、本丸御殿の中で一番格式の高い部屋、昭君之間です!!
 
中国の故事に登場する、「王昭君」という絶世の美女の物語が描かれています。
 
超豪華で、本丸御殿のメインの見所ではないでしょうか。
こちらもフラッシュを焚かなければ、写真撮影OKです。
 
「昭君之間」は「将軍の間」の隠語で、加藤清正が豊臣秀吉の子である秀頼に万一の事があった場合に、迎え入れる為に作った部屋と言うのが有力な説です。
 
 


メインの「昭君之間」の後も、色々と展示物や部屋などありますので、見てまわってくださいませ!
 
個人的には、「昭君之間」の直ぐ後にある数寄屋(茶室)が、一番落ち着きそうな雰囲気で好みかも。
 
本丸御殿復元途中の写真はこちらのページにUPしてます!
 
 

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